第八回 阿佐谷薪能
あさがや子ども能講座
仕舞発表会
映像公開

残念ながら、第八回阿佐谷薪能の本編は雨天のため中止となりましたが、約半年間稽古を積み重ねてきた子どもたちによる発表会は、チケット払い戻しの上、任意観覧で実施しました。
舞台に立つのは、区内公立小学生能講座を受講した子どもたち。演目は「老松」「羽衣」「高砂」。
雨にも負けず、堂々と舞うその姿をぜひご覧ください。

過去開催の様子

演目のご案内        

演目のご案内


狂言 成上り(なりあがり)

 初寅参りに鞍馬に出かけた主人が太郎冠者に太刀を持たせ参詣してそのまま籠ってぐっすり寝こんでしまう。そこへ 通りかかったすっぱ (詐欺師) が寝ている太郎冠者の太刀と青竹とをすり替えてしまう。  気付いた太郎冠者は言い訳に、世の中にはつまらないものが立派なものに変じる成り上がりの例をいろいろ述べ、言い逃れをしようとするが…


能 自然居士(じねんこじ)

 自然居士が 説法を行っていると少女が両親の追善供養のため小袖を居士に捧げる。そこへ人買いが現れ少女を連れ去る。実は少女は小袖を引き換えに人買いに身を売ったのだった。  居士は少女を救おうと男たちを追いかける。琵琶湖で追いついた彼は漕ぎ出した船に乗り移り小袖を返して少女を取り戻そうとする。 テコでも引かぬ決意に持て余した人買いは困惑し、返す条件として様々な芸を居士にさせる。そして無事に少女を取り戻し共に都へと帰るのだった。


第八回 阿佐谷薪能
◆狂言 成上り
◆能 自然居士

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